秋学期が始まったと思ったら、もうすぐ10月ですよ…。一気に涼しくなってきましたね。驚きを隠せない佐々木信綱です。実際は大阪遠征よりも前に行っていたのですが、大阪遠征の記事を優先することになったため、投稿できていなかった記事を投稿します。なんとか元の週一投稿のペースに戻していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。さて、中央大学のある八王子市には多くの史跡が残っています。ですが、その中に城跡があるということをご存知の方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。実は豊臣秀吉による小田原攻めで陥落した北条氏の城跡が残されているのです。今では心霊スポット(?)になっているんだとか。本日の記事はそんな八王子城跡へ行ってみた記録になります。

まだ連日のように猛暑日が続いていた8月25日。ついたのは高尾駅。ここから八王子城跡までバスと徒歩で向かいます。バスといってもそこまで長くない距離なので、歩こうと思えば歩ける距離ではありますが、そこからさらに山登りがあると考えると、バスを使ったほうが賢明でしょう。実際、最寄りのバス停で降りてから向かうまでの上り坂が本当にきつかったです。汗を流しながら15分ほど歩き、ようやく山のふもとに着きました。八王子城は山城。ここから山頂付近まで登らなくてはなりません。ですが、いざ登り始めると意外や意外。山の中は涼しく、風が吹けばかなり快適でした。また、道がある程度整備されておりちょっとしたハイキングにはちょうどいいかもしれません。道なりに進んで行くと…見えてくるのが曳橋です。

この橋は御主殿へ渡るために架けられた橋らしいのですが、元の形が分かっていないそうで、この再建された姿が正しいか不明だそうです。そして、橋を渡った先にあるのは虎口と冠木門。虎口に続く石畳は当時の物を再利用してありますが、冠木門は最近再建されたものです。門をくぐると、未だ発掘が進んでいない御主殿の跡がありました。かつてここで宴をしていたと思うと感慨深いものがります。もちろん、城跡ですので、天守閣やそれに準ずるような建物が残っているわけではありません。その点だけで言えば、有名どころの城よりも目立ちはしないかもしれませんが、ここで短い期間ではあっても関東を支配していた大名が住んでいたという事実は変わりません。

自分は通り過ぎてしまったのですが、山のふもとには北条氏照のお墓があるそうです。また、土日であれば登山口のすぐ近くまでバスが来るそうなので、かなり手軽に行ける史跡となっています。これからの時期に行ってみるのはいかがでしょうか。さて、とにかく投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした。数少ない読者に飽きられないように頑張って更新していくので、これからもよろしくお願いします。では、また次の記事でお会いしましょう。以上、佐々木信綱でした。